【足場工事】足場の種類とそれぞれの特徴について紹介

2024.03.29

大阪府柏原市を拠点に足場工事を承っております、本間工業です。

工事現場で見かける足場ですが、実はさまざまな種類があります。
足場において重要なのは、作業者の安全を守りつつ、効率的に工事が行える環境になるよう組立て、そして組立てと解体が簡単であること。
実は足場は、安全であることと構造が簡単であることが両立している構造物です。

今回は、足場の種類とそれぞれの特徴について、ご紹介いたします。

■ 単管足場

単管足場は、銅管(パイプ)と金具のクランプを組み合わせて仮設する足場です。
安全基準を守れば任意の部分でつなげられるため、自由度が高く、狭い場所での工事や複雑な形状の建物での工事に向いています。ホームセンターでも部材を購入でき、DIYなどでも使用できるでしょう。
柔軟に施工できる強みがありますが、弱点として組立てに時間がかかり、安全性がほかの足場に比べて低いです。

■ クサビ式足場

クサビ式足場は、支柱にある緊結部にハンマーで部材のジョイント部分を打ち込んで、組み立てる足場です。
ハンマーひとつで組立て・解体ができるため、作業が簡単なうえにスピーディーに仕上がります。部材もコンパクトなので、トラックでたくさん運べ、部材の置き場を確保することが少ないです。
戸建て住宅やマンションなど、中低層の建物で使用される機会が多いですが、高層用のものであれば、45mの高さまで施工ができます。
足場のなかでは、最もコストパフォーマンスの高い足場といえます。

■ 枠組み足場

銅管ではなく、建枠をメインに使用する足場です。
部材が軽く頑丈なため、高層建物での工事でも安全性が高く、現在は広く使用されています。
組立てや解体では人力でも可能ですが、ある程度組み上がったものをクレーンを使用して上へと運ぶことも可能です。
デメリットとして、部材の種類が多くサイズも大きいので、資材置き場にスペースを確保したり、広い搬入路が必要になったりします。

■ 棚足場

棚足場は足場の組み方の一つです。
よく見る足場は縦の面に沿って複数の階層が積み上がっていますが、棚足場は横に対して広い床面をつくります。
広いエリアの天井付近で工事を行うときに組まれる足場で、作業員同士がすれ違う際に気を付ける必要がありません。
棚足場を組む時に使用するのは、単管足場や枠組み足場です。

■ 簡易足場

高所作業を行うにあたり、簡易的に設ける足場を簡易足場といいます。

・移動式足場

タワー状に組まれた足場の下に車輪を取り付け、自由に移動できる足場です。
移動できる棚足場のようなもので、天井や高い位置にある壁で工事を行う際に便利です。
通常の足場を組むよりも手間や費用が少ないため、設備や配管などの工事・点検で重宝されています。
足場ははしご型の建枠を使用し、枠組み足場に近い仕上がりです。

・脚立足場

脚立を支柱にして、足場板を渡したものです。
本格的な建設工事などでは使用せず、少し高さのほしい室内でのクロス張り、屋外での左官工事などで使用されます。
移動と組立てが簡単ですが、不安定さがあるため、作業床は3点支持・スパンは1.8m以下・1支点間に同時に2人以上乗ってはいけないなどのルールがあります。

■ 吊り足場

地面からでなく、上から吊り下げるタイプの足場です。
橋の下側などを工事する場合などに、チェーンで作業床を吊り下げ、棚足場と同じく水平で床面の広い作業スペースをつくります。
組み方の違いで、吊り枠足場と吊り棚足場があります。
吊り枠足場は、あらかじめ地上で組立てた足場を上へと持ち上げて組立て、吊り枠足場は上からチェーンで井の字に組んだ単管を吊り下げて、作業板をかける形式です。

■ 関西地域にて足場をお求めでしたら「本間工業」まで!

本間工業は、関西地域にて各種足場施工を承っております。
戸建て住宅用の足場からマンション用まで、幅広い建物に対応できます。
スタッフにも、そして作業員の方にも安全第一で作業を進めておりますので、おかげさまで無事故です。

足場をお求めの事業者様がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談くださいませ。

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電話番号:080-3785-8938(9:00~17:00)

■ まとめ

工事をする場所や内容にあわせて、最適な作業環境をつくるために足場が使い分けられています。
現在は安全基準が引き上げられ、より多くの部材を使用するようになっており、昔よりも安全性の高い足場へと変化しています。

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